2021年から夫婦で長らく検討してきたポータブル電源。
アウトドアブームもですが、災害への大きな備えとなることもあって、家電量販店はもちろん、ネット上でも何かと目にすることが多くなった商品の1つでした。
以前ブログに、我が家がアウトドア用の冷蔵庫を持っていることを書かせてもらったと思いますが(↓下記記事です↓)
これを使うためには電源が必要なので、
☆電源ありのキャンプサイトがあること
☆さらに、電源ありのキャンプサイトに空きがあること
この2点がキャンプ場選びのネックになっていました。
ということでポータブル電源はぜひ手に入れたいグッズの1つだったのです。
散々調べて、検討に検討を重ねた結果、とうとう2022年3月、今年度のファミリーキャンプに向けてポータブル電源を買うこととなり、使用し始めて3か月ほどたちましたので、
☆ポータブル電源を検討した際の基準
☆上記基準で選んでみてどうだったか
☆ソーラーパネルでの自家発電
この3点について、書かせてもらおうと思います(^^) 参考になれば幸いです。
ポータブル電源を検討した際の基準
ポータブル電源を検討する際に思ったのが、
どんなものを選べばいいのかさっぱり分からない!!
ということです(^^;; そもそも私は電圧や容量など、家電に関するあれこれに非常に疎いのです。しかし、そこは家電に詳しい夫に情報収集・製品比較を任せ、自分たちの使用用途や理想とする使い方を実現してくれそうな製品を絞り込みました。
私たちの理想とする使い方はこんな感じでした。
☆電源無しのキャンプサイトでも冷蔵庫や扇風機を使えるくらいの容量が欲しい
☆シガーソケットから給電できる製品がいい
☆充電時間が短い製品がいい(急に思い立ってキャンプに行くことがあるため)
☆ソーラーパネルから充電できる製品がいい(防災)
☆普段使いして少しでも電気の自給率を上げたい(節約&エコ)
この理想を加味した基準がこちらです。
☆容量は1000Wh以上
☆AC出力が正弦波
※多くの家電が正弦波対応。
☆保証がある
☆充電時間が短い
☆ソーラーパネルに対応している
☆重すぎない
上記基準で選んだ結果
上記基準で選択肢を狭めていった結果、EcoFlow・Jackery・JVCケンウッドの3社まで狭まりました。
Jackeryは実績があるという点、JVCケンウッドはJackeryの電源技術をベースに製品設計をしながらも日本製かつ国内基準の安全保障、というところで、非常に悩みましたが、ポータブル電源の性能で見ると、EcoFlowのEFDELTAが私たちの理想に最も近かったので、結局EFDELTAの1260Wh品を購入しました。
※2023年11月現在、EFDELTA1260Wh品の取り扱いがなくなっていました。現在販売されている同等以上の製品はこちら!
EcoFlowは1260Wh品を、JackeryとJVCケンウッドは1002Wh品を検討したのですが、いずれも
☆容量は1000Wh以上
☆AC出力が正弦波である
☆保証がある(2年)
☆ソーラーパネルに対応している
ということで、必要な性能としてはどれも十分だったのですが、何と言ってもEcoFlowのEFDELTAの充電時間です・・・!!
JackeryとKVCケンウッドの製品(1002Wh品)がフル充電まで7.5時間かかるのに対し、EFDELTA(1260Wh)は充電率0%から80%までもってくるのにたった1時間しかかからないのです。フル充電でも2時間とのことです。
EFDELTAは重さが14㎏と、JackeryとKVCケンウッドの1002Wh品(10~11kg)に比べると重いのですが、海外旅行する時のスーツケースの重さ(約20㎏)を考えたら、14㎏なら大丈夫、ということに落ち着きました(笑)実際重いですが、持ち運べますし、家の中では台車に乗せて動かしています(この台車がまたEFDELTAの色味に合っていて好きです(笑))
台車はこちら(2022年6月20日現在、売り切れ)
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ソーラーパネルでの発電状況
EFDELTAを購入した際、一緒にEcoFlowが出しているソーラーパネルを購入したので、それを使用しているのですが、思っていたほど重くない(しかも収納ケースがついている!)上に、防水仕様になっているので、急な雨にも対処できるというメリットがあります。
※2023年11月現在、EFDELTA1260Whのソーラーパネルとセットになった商品の取り扱いがなくなっています。現在販売されている同等以上のセットはこちら!
なので、我が家のキャンプ時のポータブル電源使用方法は
いくらか自宅で充電→キャンプ場でソーラーパネルで発電しながら冷蔵庫稼働
という感じで、天気にもよりますが、割と天気のいい時であればソーラーパネル発電も計算に入れてポータブル電源を充電します。
前もって決まっていたキャンプであっても、ポータブル電源をあらかじめ充電するのを忘れていることが今のところ100%なのですが(笑)、そこは短時間で充電できるというメリットを享受させていただいて、当日の朝、準備しながら50~60%まで充電しています。
先日、林間のキャンプサイトに泊まりましたが、14時ごろから夕方までソーラーパネル(EcoFlow110W品)で発電させながら冷蔵庫を使用しましたが、夜9時ごろの段階でもポータブル電源の残量が半分以上あったので、冷蔵庫はソーラーパネルで発電した電力で十分賄えた、という結果です。
ちなみに自宅での発電についてですが...
3月に購入し、その後ゴールデンウィークごろまではアパートのベランダで発電・充電することができていました。庭がないため、庇がある狭いベランダでの発電でしたが、1日で30%前後発電できました(山陰地方在住です)。
しかし!!
だんだんと夏に近づいて、いかにも発電量が上がりそうなこの時期に、あまり発電できなってしまいました。製品のせいではありません・・・
理由は日が高くなって、直射日光が入りにくくなってしまったからです。非常に残念…
とはいえ1日10%くらいは発電可能なので、最近は発電してくれそうな雰囲気がある日限定で外にセットしています。たった10%でも、携帯やパソコンの充電に使えるので、少し地球にやさしい活動ができているような気がして気分が良いです(^^)
おわりに
自然災害の多い昨今なので、キャンプのことを抜きにしても、ポータブル電源やソーラーパネルを買った満足感&安心感は大きいなと感じています。ポータブル電源&ソーラーパネルに関する我が家の選択基準や使用感など、皆さんが検討される際の参考になれば幸いです(^^)
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