少し前の話にはなりますが…フィリピンのルソン島北部にある世界遺産バナウェのライステラスに行ってきました。この時、私たちはマニラに住んでいたので、車で移動し、車で周る予定でいたのですが、出発3日前ほどにトラブルが発生し、車ではいけないかも…という事態になりました…
え!?ここにきて、行けないの!?
夫婦そろって真っ青。会社的に、出向者が交通機関を利用することはNGだったのだけれど、どうしても行きたい。行かないなんてありえない。
とにかく行ける方法を探ってみよう!!ということでいろいろと調べたのです。
結果的には車で行くことが出来たのですが、せっかくなので調べた内容をアップします。行ってみたい!という方がいらっしゃれば、参考になれば幸いです☆今年、バナウェ付近の空港までのフライトが開通したとの情報も見かけたので、ついでに記載してみました。
なお、金額については1ペソ=2.5円にて円換算しています。
バナウェに行く方法
☆マニラから車の場合☆
Eastern High Wayを通れば、サン ホゼ経由でマニラからバナウェまで350km約9時間でアクセスが可能です。(ただしマニラ近郊の交通事情は年々ひどくなっています。渋滞覚悟で10時間以上かけて行くつもりで考えたほうがよいです)
なお、マニラとバナウェの中間地点にバギオがあると勘違いされがちですが、バナウェとバギオの間にはコルディレラの山があり、バギオは山よりも西に、バナウェは山よりも東に位置しています。マニラからバギオを経由してバナウェに向かった場合17時間の車旅となるので、直接バナウェにいかれる場合は、Eastern Highwayを使うことをお勧めします。
参考リンク:http://www.banaue.info/transport.html
車で行った場合は、バナウェでも車で周ることが可能です。事前に確認することをお勧めしますが、駐車場が完備されているホテルもありますし、各ビューポイントにも駐車スペースがあります。
☆マニラからバスの場合☆
マニラからのバナウェへの直行バスを運行しているバス会社は下記の通り。
Ohayami 運賃:490ペソ=約1225円(2017年7月時点) 出発地点:Sampaloc(Metro Manila)
Florida 運賃:530ペソ=約1325円(2017年7月時点) 出発地点:Sampaloc(Metro Manila)
バスでバナウェを目指された方のブログを拝見したところ、バスの車内はとっても寒いとのことです。バナウェを目前に風邪など引いては大変!!くれぐれも暖かい服装でお出かけくださいね!エアコンの風をふさぐためにガムテープとかあってもいいかもしれませんね!!
バスで欲張り旅行をしたい方へ…
バギオからもバナウェ行きのバスが出ています。ついでにバギオも行きたい!という方には、上記でも紹介したOhayamiが運行しています(430ペソ=約1075円)。が、エアコンなしのバスのようです。とっても暑そう…
でも、私たちは今回の旅でバナウェとバギオをセットで考えていたので、もし車で行けそうになかったら、このバスのバナウェ発便を利用しようと考えていました。
☆飛行機の場合☆
残念ながら直行便はありません。が、朗報!2017年5月、クラークClarkからバナウェ近郊のバガバグBagabagまでの便の運航がスタートしました!4日に1本のスケジュールで、クラークからバガバグまで、1時間のフライトだそうです。
マニラからのアクセスの場合、
マニラ⇒クラーク…飛行機で約30分 車で約2時間
クラーク⇒バガバグ…飛行機で約1時間
バガバグ⇒バナウェ…車で約1時間40分
クラークまで車で行ったとしても移動時間としては約5時間で行けてしまうのね…!ピークシーズンに行った私たちの12時間の半分未満…すごいな、飛行機。
飛行機代は片道4980ペソ(2017年7月情報)とのことなので、車でいくよりお高いけれど、時間を短縮したい方にはいいかも☆
なお、Wakay Airと同系列のWakay Tourというツアー会社は、バナウェの旅行客向けのツアーサービスも提供するらしい!内容としては、
バガバグ⇔バナウェ間の無料シャトルバスの運行
Banaue HotelとYouth Hostelに宿泊割引
とのこと。(2017年5月時点 いつか終了するのか、あるいは追加サービスを検討しているのかなどは不明)
☆マニラからツアーで参加する☆
バスもダメだった場合、ツアーで行くか…?ということもちらっと思って調べたのですが、マニラからバナウェのツアーもあります。現地のツアー会社が主催しているものもありますが、ここでは日系ツアー会社を紹介します。個人で行くよりも割高になりますが、日程や行先がすべて決まっているので、いろいろと自分で調整するのは面倒くさい、という方にはぴったりかも。
ツアー会社名:フレンドシップツアー
フィリピン国内旅行の際利用したことがありますが、日本人の方が担当してくださるので、英語に不安がある方は安心して予約できます☆対応も丁寧で、ホテルのことなど詳しく教えて下さいます。
http://www.friendshipmanila.com/
バナウェの周り方
ところでバナウェ、ここ10年でだいぶ観光地化されていると私のドライバーさんは言っていましたが、それでもやっぱり田舎!
あまり行先のサインもない(特に夜は見えない…)ので、サインを頼りに向かおうとすると間違った道を突き進んでしまう恐れが。
私たちのように車で周る場合は観光案内所で地図をもらってくださいね!
現地にバスやシャトルで向かう場合、現地ではトライシクルやジプニーを使うことになります。結構そこここらを走っています。私たちはバナウェでは乗りませんでしたが、フィリピンの別の島でトライシクルを度々利用していますが、その時には ①行先を伝える ②料金交渉 ③乗せていただく! という流れで利用していました。事前にホテルや観光案内所で相場を聞いておくと交渉しやすいと思います。降りるときに料金を払いますが、頑張ってくれた時なんかは少し心づけ程度に上乗せしてあげると、お互いなんとなく気持ちがいいです◎
なお、トライシクルなどの運転手さんはバナウェのプロなので、道の心配はないと思います。でも、地図を見せて『ここに行きたい』と伝えれば、会話もスムーズに進むこと間違いなし!車でなくても、地図をもらっておくことをお勧めします…!!
ちなみに現地で観光ツアーをお願いすることも可能です。観光ツアーというか、ガイドさんがついて回ってくれるというもので、観光案内所でお願いすることが可能です。
参考リンク:http://www.banaue.info/transport.html
バナウェ旅行の記録もまたアップします☆