5人家族の子連れぶらり旅

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島根県出雲市 子連れで楽しむ出雲大社~神様にご挨拶~

宗教心は決して強くないし、流行りのパワースポット巡りもしたことはないのですが、昔から神社に行くと、不思議とすっきりして、心を新たにできたようなたような気持になるのは私だけでしょうか。京都に住んでいた時はお気に入りの神社があり、何か落ち込むことがあればそこで気晴らししていたことをふと思い出し、神在月の今こそ、出雲大社に行ってみたい!と強く思っていた今日この頃。子供を連れてでも行けるかなぁと(なんせ神様たちがご縁の会議をしているのだから、邪魔になったら罪が重いし・・・(笑))、ちょっと心配もしつつ、1歳の次男を連れて出雲大社に行ってきました。

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出雲大社(たいしゃ)』と聞くことが多いですが、正式には『いずもおおやしろ』と呼ばれるこの場所。大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀っています。10月は日本全国の八百万の神がこの出雲大社に集まり、ありとあらゆるご縁について話し合いを行うのだとか。それゆえ一般的には、神様がご不在となる10月のことを『神無月』と呼ぶ中、出雲には逆に神様が集まるということで『神在月』と呼びます。今、まさに多くの神様たちがここに集まってきているのか、と思うと、特別なお願い事がなくてもご挨拶に行きたいと思ってしまうミーハーな私。

 

正式な周り方が分からないので調べてみると、出雲大社を周る上でいくつかのルールがあるよう。一般的なルールも押さえたいので、併せてメモ☆

 

出雲大社を周る際のルール☆

・2礼4拍手1礼
 ただし5/14(大祭日)は2礼8拍手1礼。
 通常、神宮などを参拝するときは2礼2拍手1礼なので、拍手の回数が多いです。

・鳥居をくぐる前に1礼

神道や鳥居は左端を通る
 中央部分は神様の道。せっかくご挨拶に向かうのに、
 ぶつかってしまっては失礼なので、是非中央部分は避けて通りましょう!

・ご神前手前の手水舎(てみずしゃ)で手と口を清める
 この時直接柄杓に口をつけたり、水を飲んだりするのはNGです。
 清め方の流れはこちら:

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・境内を周る際は左周り(反時計回り)で!

 

これだけ押さえて参拝すれば、神様へも、他の参拝客への失礼もないよね!と自信を持って参拝し、後で気づいたミス…帽子脱ぎ忘れた~!!!(涙)神様ごめんなさい・・・皆様、ご参拝の際は帽子の脱ぎ忘れのないよう、ご注意ください~!!!

 

出雲大社の周り方☆
実は以前、友達にお願いして出雲大社に連れて行ってもらったことがあったのですが、その際はなんとなく行ってしまったので、周り方も何も分からないまま参拝していました。が、ちゃんと周り方があるんですね・・・(当然か)。神様、何年も前に参拝させてもらった際は失礼いたしました・・・。

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 ①一の鳥居
出雲大社には4つの鳥居があります。全く知りませんでしたが、1つは宇迦橋という橋のすぐ近くにあり、ここが第一の鳥居ということになります。ご神前手前にある第四の鳥居からは約1km離れており、第二の鳥居から見ると神門通りの向こう側に小さく見えます。

②二の鳥居(勢溜(せいだまり)の鳥居)

③祓社(はらえのやしろ 案内図③)
二の鳥居をくぐると右手に見えてくるのが祓社。ご神前でのご挨拶前に、ここで心身の汚れを清めます。

④三の鳥居

⑤ムスビの御神像(さらにパワーを頂きたいときに立ち寄りたい!案内図⑧)
同じポーズをすると、お力をいただけるのだとか。もれなく私も、次男と一緒にポーズしました。

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⑥手水舎(案内図⑪)

⑦四の鳥居

⑧八足門(やつあしもん 案内図⑯)
この門の先に御本殿がありますが、通常は中に入れません。よって、八足門で参拝をし、そこからご本殿に向かって右方向に御本殿周辺を周ります(反時計回り)。
なお、ぐるっと回ったご本殿の西側に、小さな遥拝場があることに気づかれると思います。これは、通常ご本殿の中の神様が神道に向かって正面に鎮座しているのに対し、出雲大社の神様は西側を向いて鎮座されているからとのこと。

⑨素鵞社(そがのやしろ 案内図⑱)
八岐大蛇(やまたのおろち)退治で有名な素戔嗚尊が祀られており、バックにそびえたつ八雲山からも併せてパワーをいただけるとのこと。
私たちが周った際は平日にも関わらず列ができておりびっくり。子供も疲れてきていたので、少し離れたところからご挨拶のみしました。

⑩神楽殿(案内図⑲)
日本最大級の大注連縄(おおしめなわ)で有名な場所。てっきりここが出雲大社のメインどころかと勘違いしていましたが、こちらはもともと千家國造家(出雲大社宮司家)の大広間として使用されていて、現在は祭典、祈願、結婚式などが行われる場所とのことです。

 

初めてきちんと出雲大社を周ってみると、そこにある銅像や社など、それぞれにまつわる神話の説明なんかもあってとっても興味深かったです。私の神話知識は1に満たないほどですが、例えば八岐大蛇の話は神楽で少し見たことがあったので『あ!あれか!あの人を祀っているのか!!』という具合に心が躍りました。何事もそうだけど、知識が新しい発見と結びついた時の衝撃と喜びって本当に心地がいい!もともと神話は好きだから、もう一度勉強してお参りしたいななんて思いました。

息子は、というと、思ったよりも楽しく過ごせていました。というのも、10月と言えばどんぐりとか松ぼっくりとか、子供心を(そしてさらに私の心も)くすぐるものがそこここらに降ってくる時期ですが、出雲大社もしかり。松の参道があるだけあって、きれいなまつぼっくりがたくさん落ちていました。どんぐりも、祓社の近くにある浄の池(きよめのいけ)周辺にたっくさん!神様がたくさんいらしているときに、神聖な場所のあれこれを拾い歩いていいものか、と思いつつ、きっと小さな子供が元気に自然を楽しむ姿を見て、神様たちも広い心で喜んでくれるはず!と思い直し、存分に遊ばせました。

そして息子は、お賽銭を入れて礼&拍手をするのも楽しかったようです。最後のほうになるとしっかりマスターして、周りの人の注目を浴びながら、立派にご参拝していました。

子供も意外と楽しめた出雲大社。皆さんもお出かけして、パワーたくさんもらってきてくださいね☆素敵なお出かけになりますように。

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