5人家族の子連れぶらり旅

子連れで旅行に行きまくる主婦による旅行ブログ。旅先は主に中国地方ですが、それ以外の地方およびフィリピンの情報もアップしています。子供の反応や連れていきやすさも書いていますので、家族旅行プランの参考になれば嬉しいです!

奇跡の地底森林!島根県大田市 三瓶小豆原埋没林公園に行く!

三瓶山の北の原キャンプ場でキャンプをした翌朝、どうにも熟睡できずに朝4時に起きてしまった私。でもみーんな爆睡中。そういえば受付でもらった大量のパンフレットがあった!今日どこを周るか決めよう!

私、三瓶山はもちろん、大田市について本当に何も知らなくて…結構たくさん楽しそうな場所があってびっくりでした。子どもが喜ぶような施設もいくつかあったり、大人がくつろげる温泉施設もたくさん。登山もいくつかコースがある上に、リフトまであったりして、何日かステイしてじっくり楽しみたい、そんな場所でした。

パンフレットの中で、今日どうしても行ってみたい!!と思ったのが、北の原キャンプ場より少し北、車で10~15分ほどの場所にある、三瓶小豆原埋没林公園、という場所。

 車でその場所を目指し、ナビが『目的地周辺です』とご丁寧に教えてくれるも、目的地と思われるような建物が見当たらず…

 『え、どこ??………もしかしてこれ??』

 地上から見ると青い芝生と小さな受付、そして芝生の上に、森林を展示しているとは思えないくらいこじんまりとした建物が建っている。

 『ここだ…小豆原埋没林って書いてある…』

ちょっと大丈夫かなと思いながら駐車して、受付でお金を払う。そしてこじんまりとした建物の入り口を通って、下に向かう階段を下りると…。

 

下りると…。

 

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ちょっと言葉では言い現れないような神秘的な空間が広がっていました。そこに確かに木がある。立っているもの、倒れているもの、様々だけれど、ものによっては根回り10m以上の太い木もあって。写真のバックに映っている人たちと木の大きさを比べてもわかりますよね。ものすごく大きいんです!

 ここにある木は4000年ほど前のもので、三瓶山の噴火によって埋没されてしまった森林の一部です。これだけの規模で森林が保存されているのは、世界的にもとても珍しいとのこと。特に、根が張った状態(木としては死んでしまっていますが)で見つかっているものは非常に貴重で、太古の植物や虫、火山活動を調査する上でも非常に貴重な資料となっているそうです。 

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うちの子供たちははじめよくわかっていませんでしたが、親切な係員のお兄さんが来て、年輪の話をしてくれたり、埋没林とともに見つかった虫の化石の話なんかを教えてくれたりして、すごく興味深そうに聞いていました。そしてこの場所のすごいところですが、展示されている巨木に触れることができるんです…!お兄さんに教えてもらいながら、実際に巨木に触れている子供たちは、よくわからないながらもワクワクとした気分でいることが見受けられました☆ 

ちなみに埋没林はここ以外にも多々あるのですが、ほとんどは木が土砂によって流され、それが埋没されたものであることがおおいらしく、この埋没林は世界的にもかなりまれらしい。ここにある木が流されず、当時の場所に、そのままの姿で立っているのは、たまたまその時の噴火で流れた土砂に押し流される形ではなく、逆流して上がってきた土砂に埋もれているためとのことでした。

 ところで、この場所はもともと水田の整備工事の際に巨木が出てきて、工事作業員が掘っても掘っても掘り出せず、苦戦したことがあったそう。でも当時はその巨木がなぜそこにあるのかもわからないまま、その巨木を取り除き、何事もなかったかのように時が過ぎだそうです。でも数年後、工事の際に撮影された巨木の写真を見たある火山研究者が、これはすごいものが埋まっているかもしれない、と感じ、調査をした結果見つかったのがこの埋没林だったそうです。

 たった一枚の写真から始まった埋没林の調査。多くの木々が見つかったときの感動と驚きは計り知れないだろうなぁ。そして地上に青々と茂っている木々があるその下に、4000年も前の森林が眠っていた神秘に心は動かされっぱなしでした。そして地上から地下に降りるあの階段は、なんだか4000年のタイムトラベルをさせてくれる時の階段のようにも思えるのでした。 

三瓶山、大田市近辺に行かれる際は、是非是非足を運んで、この神秘に浸ってみてくださいね♪

 

お手洗い:有(おむつ替え台あり)

売店:有(お土産少々とアイスクリーム)

駐車場:有(駐車料無料)